一度くらいはこの機械のせいで警察にお世話になるかもしれないほど、
最近は彼方此方に設置されている機械について少々解説します。
スピード違反の取締り方法には現在3つの方法があります。
@白バイ・パトカーによる追尾方式
白バイやパトカーに、スピードメーターの指針を固定できる取締り用のメーターを搭載して、
対象車を追走して速度を計測します。
レーダー探知機では探知できません。
A時間と距離から速度を算出する方法
車両が一定区間を通過する時間を測定してその車両の速度を算出する方法です。
測定区間の始めと終わりに設置されているセンサーには、赤外線、光電管、ループ式などがあります。
トンネルの中で「車間とれ」「速度超過」とか表示されるのがそうです。
レーダー探知機では探知できません。
Bレーダー波(マイクロ波)を使用して速度を算出する方法
レーダー波のドップラー効果という効果を利用して走行車両の速度を測定するのがレーダー式取締機です。
取締機の送受信部から発信されたレーダー波は、走行車両に反射し、周波数が変化して戻ってきます。
この発信した周波数と戻ってきた周波数の差を計算して速度を計測します。
測定装置が道路近くに固定されている「固定式」とパトカーなどに搭載され、
移動しながら測定する「移動式」があります。
警察官が旗を振って違反車両を停止させている時に利用されているのもこの方法です。
レーダー探知機で探知可能です。
@前後左右に気を配って運転することです。2人以上乗車していれば、
もう1人に気を配ってもらえば捕まることはないでしょう。
車種はクラウン、セドリックなど、乗車人数2人、服装は交通警察の青い服を着ていることが
ほとんどなので、慣れてくればすぐに分かります。
8ナンバー、電話のアンテナ、補助ミラーを見たら覆面の可能性あり。
これは昔の話で、現在は車種はNSX、ソアラ、GT-Rなど、服装も私服、ナンバーも3ナンバー、
電話アンテナ無し、補助ミラー無しという覆面が増えていますので、分からないことが多い。
しかし、屋根の上に赤色灯が出てくる場所がある(刑事ドラマのように手で窓から赤色灯を
屋根に載せることはほとんど無く、スイッチ1つで屋根の中央付近に赤色灯が現れる)ので、
背の高い1BOXやバスなどからは分かります。
流れに乗っていれば、取締りは行わず、そのまま覆面パトカーも走行し続けます。
A対応策はないので、速度を出しすぎないことです。
まあ、カメラが見えたら速度を落とせばいいでしょう。
Bレーダー探知機を購入してつければOK。ほとんど大丈夫です。
安すぎる物は避けたほうが無難です。探知距離、信頼性が劣っているものが多いからです。
また、無線の傍受機能があるとなおさら便利です。
★探知機を利用する際の注意点
前にトラックなど大型車が走行していると探知距離が短くなります。
ステルス型取締りでは、すぐに速度を落とさないと検挙されます。
一般道では、自動ドアなどの影響で鳴ることが多いのでうるさい。
〇スポーツタイプの車種(スカイライン、スープラ、NSX、GTOなど)
〇ボディーカラーが珍しい(レッド、イエロー系)
〇1台だけ飛び抜けて速い場合
〇車の流れの先頭を走行している場合
〇一目でわかる改造車
〇ナンバープレート隠すこと。これはほとんどが取締りの対象になります。
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