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ここ数年、「痛車」というのが流行っています。ご存知無い方の為にご説明しますと、クルマのボディにアニメのキャラクターのステッカーやカッティングシートを貼って、周りから見られる視線が「痛い」事からそう呼ばれています。クルマ好きとアニメ好きを両立させる表現方法のひとつでもあります。
私もアニメも好きですし、クルマも好きなので、学生の頃から、プラモ（それもミニバンとかのボディの大きい車のプラモ）を見ながら、こういう大きなドアや屋根にアニメのステッカーは貼れないものかと思案していましたが、最近になってこうして実車でこういう趣味の人が現れるとは思いませんでした。
そもそもは新世紀エヴァンゲリオンの特務機関ネルフのステッカーを貼ったり、声優の椎名へきるサンの「ＨＥＫＩＲＵ　ＳＩＩＮＡ」とかいったステッカーを貼ったクルマが出始めたのが始まりではなかったかと思います。
しかし、ここ最近になって、アニメの人気作品で「涼宮ハルヒの憂鬱」だとか「らき☆すた」とかいったものが出てくると、それをモチーフにカッティングステッカーでカラーのものやモノトーンのものを貼り付けるクルマが現れました。パソコンのプリンターの進化もあって、ますますその技術の進化した凝ったものも現れました。
さて、私もその痛車に興味を持ったひとりですが、流石に彼らの様な派手なものはちょっと気が引けます。それでリアウィンドーにＢ５サイズのキャラクターを４人貼ってみました。アニソンで有名な札幌を中心に活躍する音楽グループ「Ｉ’ｖｅ」のステッカーも貼ってみました。これらは売られていないので全て自作です。あまり派手にはならなかったので「プチ痛車」とでも言えましょうか。でもこうしたステッカーを貼る事によって、そのメーカー（やキャラクター）の名を汚してはいけないと思い、あまり飛ばさなくなりました。私の住む近辺では殆ど痛車を見かけません。それにカリーナ（しかもＧＴ）で痛車というのは実在するのでしょうか？都市伝説かもしれませんが、もしあったらお目にかかりたいものです。